ピアノを移動する際のポイント
ピアノ運送業者に依頼する時の注意点
引っ越しにともないアップライトピアノを移動する場合、
「普通の引っ越し業者でいいの?」
「料金ってどれくらい?」
「壊れたり音が狂ったりしない?」
と不安になる方も多いと思います。
結論から言うと、ピアノは必ず“ピアノ専門の運送業者”に依頼するのが安全です。
ここでは、依頼時に押さえておくべき重要ポイントをわかりやすくまとめます。
なぜピアノ専門業者に依頼すべきなのか?
アップライトピアノは、
- 重量:200〜250kg前後
- 精密機器(弦・ハンマー・響板など)
- バランスが崩れると音程やタッチに影響
という特徴があり、家具とは別物です。
専門業者は、
- 専用の運搬器具(台車・毛布・固定具)
- 狭い階段・クレーン作業のノウハウ
- 振動・傾きへの配慮
- 運送保険への加入
などが整っているため、破損・調律狂いのリスクを最小限にできます。
見積もり時に必ず伝えるべき情報
正確な料金を出してもらうために、以下は必ず伝えましょう。
旧居・新居それぞれについて:
- 建物の種類(戸建て/マンション)
- 階数
- エレベーターの有無
- 道路から建物までに段差があるか
- 駐車スペースの有無(2トン車)
ピアノ本体について:
- メーカー名(例:YAMAHA、KAWAI など)
- 型番(分かれば)
- アップライト or グランド
- インシュレーター(足皿)の有無
移動内容について:
- 移動距離(同一市内/県外など)
- 希望日(平日か土日か)
- クレーン作業が必要そうかどうか
これを伝えるだけで、当日追加料金のトラブルを防げます。
料金相場の目安
あくまで目安ですが、アップライトピアノの場合:
| 条件 | 料金目安 |
|---|---|
| 同一市内・階段なし | 20,000円〜25,000円 |
| 階段上げ | 5,000円〜(一階層あたり) |
| クレーン作業あり | 30,000円〜60,000円 |
| 県外への移動 | 40,000円〜 |
※階段作業・クレーン・長距離は料金が大きく上がる傾向があります。
調律は「移動後」に必ず行う
運送後は、見た目に異常がなくても音程が狂うことがほとんどです。
おすすめ対応:
- 引っ越し後 1〜2週間以内に調律を依頼
- 運送業者に「提携調律師」がいるか確認
- 相場:10,000〜20,000円前後
※湿度・温度が安定してから調律するのがベストです。
悪質業者を避けるチェックポイント
以下に当てはまる業者は注意です。
- 見積もりが極端に安すぎる
- 当日になって高額な追加料金を請求
- 保険内容をはっきり説明しない
- ピアノ専門ではなく「何でも屋」系
- 口コミ評価が極端に悪い
「ピアノ運送専門」+「見積もり明細が明確」
この2点を満たす業者を選ぶと安心です。
複数社から相見積もりを取るのが鉄則
最低でも 2〜3社 から見積もりを取りましょう。
チェックすべき比較ポイント:
- 料金総額(追加費用込みか)
- 作業内容(クレーン含むか)
「一番安い」より
「説明が丁寧で安心感がある」業者を選ぶ方が失敗しません。
まとめ
ピアノの移動は、
必ずピアノ専門業者に依頼することが最大のポイントです。
- 事前に搬出・搬入環境を正確に伝え
- 複数社から見積もりを取り
- 運送後は調律を行う
この3点を守るだけで、
「高額トラブル」「破損」「音が狂ったまま放置」
といった失敗をほぼ防げます。
大切なピアノを長く良い状態で使うためにも、
ぜひ慎重に業者選びをしてください。

